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商品色彩論」広告と色彩(その1)
こんばんは、村山紫音です。

ものすごーく厚い本が、やっと読み終わりました。
総ページ数454ページ。
毎日バックに入れて持ち歩いていたので、
肩こりさんでした・・・。

書籍名は、「商品色彩論」。
著者は、野村順一さんです。
毎月届く「500色の色えんぴつ」

で色の解説をされている方です。

一般的なカラーの本とは違い、とても専門的かつ固い内容です。
色彩嗜好論、色彩機能論、色彩広告論の3つの分かれています。

一回でお伝えするのは難しいので、
何回かに分けていこうと思います。

今日は、色彩広告論の中からのご紹介です。

最近のポスターやチラシは、ほとんどカラーですよね。
でも、白黒印刷時代には、こんな実験を行ったそうです。

「白黒広告とカラー広告では、どれほど広告注目率が違うのか?」

白黒広告を100とした場合、カラー広告は113の比率となるそうです。
同じ内容でもカラーにしただけで13%の向上。
やはりカラーって、すごいですね。

この理由は、
1、カラー広告は、視認性を高めるため
 ・要は目立つということ。
 ・今の時代は、ほとんどカラー広告なので、更に上の工夫が必要ですね。
2、美しさ、リアリティーが関心を抱かせる
 ・製品の固有色が関心を集める。
 ・例えば、オレンジジュースのパッケージにオレンジ色を使うなど。
3、製品を思い出しやすい
 ・広告で使われた色が、店頭での連想に役立つ。
 ・広告を見て覚えた色を、店頭で探すときに思い出しやすいということ
4、レイアウト効果
 ・写真、文字などのレイアウトを行うときに色の面積効果を活用できる
 ・強い色は小さい面積で、弱い色は大きい面積に使うことで、
  メリハリのあるカラーリングができる。
5、製品の特徴を強調
 ・他製品との差別化により製品特性を強調する
6、品質の暗示
 ・色彩連想を活用
 ・例えば、葉巻のパッケージは、風味と強さをイメージさせるために
  暗い色調を使用する。
  ローカロリー製品には、ホワイト、ペールブルーを使うなど。
7、ブランディング
 ・ブランドロゴ、会社ロゴなどを配置し、ブランド訴求を行う。

人間は色を見ると、無意識的に、ある特定のイメージを抱きますよね。
お湯の出る蛇口には赤いマーク、水には青いマークとか・・・。

商品パッケージやロゴには、製品や会社が伝えたいメッセージが
意図的に込められているはず。

このメッセージとカラーリングがぴったりしてると
中身をみて(食べて)がっくりとかもないですし、
その製品や会社の対して、信頼感を感じますよね。

消費者を裏切らないものが、もっといっぱい出回ってくるといいですね。
カラープランナーとしては、頑張らねばならんとこです。

※ちょっと古い書籍なので、表現にも時代性を感じ・・・、
 今風の表現でお伝えしました。内容は、ほぼ抜粋ですので、ご安心を^^


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事典?
>白黒広告を100とした場合、カラー広告は113の比率となるそうです。

そんなもんなんですか(どうやって測るのかもわかりませんが)、自分の感覚では、カラーの威力は白黒に比べて、150とか200くらいあるんじゃないかなとも思いますが...

と書いていて、それも広告のコンテンツに大きく依存するような気がします。文字だけの広告だど、カラー化の威力もそれほどではないかもしれないけど、アニメや自然画とかだとカラーはより強力な武器になるように思います。

PS:
「500色の色えんぴつ」で色の解説をされている先生の本なのですね。読む本というより事典のように引く本なのでしょうか。いずれにせよ、分厚い本の読了、お疲れ様でした!
カラーの力
haruさん、コメントありがとうございます。

確かに、文字より写真とかの方が、
カラーの力がアップする気がしますね。

厚い本でしたが、面白かったですよ^^
プロフィール

shioon

Author:shioon
村山紫音(むらやま しおん)
カラー&コミュニケーション
アドバイザー

AFT1級色彩コーディネーター
東商1級カラーコーディネーター
(商品色彩)
日本色彩学会正会員
一社)マンダラ・ユニヴァース
クリエーター協会
プラクティショナー

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