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2017/06
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「色彩を持たない」
今日は本のご紹介。

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」
村上春樹著
文春文庫

あまり小説は読まないのですが、
「色彩」の言葉に反応しまして、
本屋さんで衝動買い。

「色彩を持たない」ってどういうことなんだろ?と、
興味津々で購入しました。



帯には、
「名古屋そしてフィンランドへ、
つくるは16年前に閉じた心の蓋を持ち上げる旅の出る」

主人公は、
「多崎つくる」さん。

名古屋出身で、鉄道の駅を作っている方。

内容は、
「つくる」さんが、新しい年上の彼女に促され、
16年前から心に引っかかっていることを、
古い友人を辿りながら明らかにしていくというストーリー。

過去を清算しないと、
先に進めないっていうこともありますからね。

こうすることで、新しい自分と向き合い、
新しい彼女とも向き合うことができるのかも。

そして。

気になってた「色彩を持たない」というのは、
「名前に色がついてない」ということでした〜。

他の登場人物は、
「赤」とか「青」とか、
名前に色が入ってまして。

「つくる」さんだけ色が入ってないという設定。

なるほどー、です。

そーいえば、
色を持つ名前って、割と多いですよね。

赤井さん、青木さん、緑川さん。
白木さん、石黒さん、桃井さんなどなど。

女の子の名前でも、
葵ちゃん、萌ちゃん、茜ちゃんなどなど。

普段意識してないですけど、
面白いですな。

作品途中、時系列が前後したり、
現実なのか妄想なのか、
おやっと思うところもあり、
変化があって読みやすいかな。

さらっと読める一冊でした。

表紙は、白背景に黒文字。

そして、
様々な色が入り混じったイラストが書かれてます。

この色が入り混じった様子、
登場人物が出会い、交差するような、
そんなイメージを感じますな。

さて。

絵の具などで色んな色を混ぜると、黒になる。

これは色彩学では当たり前の話なのですが、
紙に印刷すると、
暗さが足りず、
見た目暗めの灰色になります。

登場人物の中で、
他の人物と関わりなく、
ぱっと出てくる「灰田」さん。

個人的には、「灰田」さんが転機というかキーというか、
そんな気がします。

興味あれば、どーぞ。

ではでは。
次回もお楽しみにー。

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プロフィール

shioon

Author:shioon
村山紫音(むらやま しおん)
カラー&コミュニケーション
アドバイザー

AFT1級色彩コーディネーター
東商1級カラーコーディネーター
(商品色彩)
日本色彩学会正会員
一社)マンダラ・ユニヴァース
クリエーター協会
プラクティショナー

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