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「和の色のものがたり(紅)」
かなり前にご紹介し、
そのままになっている「和の色のものがたり」

最近読み直したので、ちょっとご紹介。

2部構成になってまして、
1部は「歴史に残る伝統色」

時代の流れと共に伝統色と解説が乗ってます。

たしか、ここまではご紹介した気が・・・。

2部は「日本人の感性と色」

赤とか青とか、
各色ごとに伝統色と解説がされてます。

今日はこの中から「紅」をご紹介。

「赤」と区別して「紅」としているところが面白いですよね。

「赤とも紫とも違う紅は
特別な存在」なんだそうです。

和の色紅20151204

「べに」と読むようになったのは江戸時代。
以前は「くれない」「呉紅(くれない)」
「唐呉紅(からくれない)」とも。

王侯貴族の紅花染の愛好が最高潮となった
平安時代からの色名。

紅花染は高価なため濃染は禁制。

ふむふむ。

「紅」というと「赤」をイメージしますが、
「紅花」で染めたものを「紅」と呼んだようです。

色味は青味を帯びた赤系、
色相環でいうと、赤よりマゼンタ(赤紫)に近いようです。

紅花は、
黄色と赤の色素を持ってますが、
手間を掛けて黄色の色素を洗い流すと、
鮮やかな青味のある「紅」となります。

この手間ひまかけた、高価な染め物が「紅」。

一方庶民も「紅」に憧れを抱きつつ、
「禁色」だし、高いし〜。

で。

登場したのが、淡い淡い紅とか黄みのある紅。

淡い淡い紅は、「一斤染(いっこんぞめ)」が有名ですよね。

一斤染は当時の色見本。
この色より薄い紅は使ってもいい色でした。

黄みのある紅は、
黄色い色素を洗い流す手間を少し省き、
(経費削減?)
黄みが残った紅で染めたために、出来上がった紅。

今の時代、
赤と紅が同じ様なイメージになるのは、
黄色色素ありの紅花染めの影響ですかね?

さて。

「濃い紅は恋の花。
薄く染めた紅色は優しさの象徴」なんだそうです。

「紅」は短歌にも多く登場してまして、
なかなか面白いです。

天然素材の染め物って難しいですよね。

材料も少ないだろうし、生地との相性もあるし。
何より手間がかかりますよね。

何枚かストール持ってますが、
残念ながら「紅」は無いな〜。

機会があれば、本物の「紅」を見てみたいですな。

ではでは。
次回もお楽しみに。




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プロフィール

shioon

Author:shioon
村山紫音(むらやま しおん)
カラー&コミュニケーション
アドバイザー

AFT1級色彩コーディネーター
東商1級カラーコーディネーター
(商品色彩)
日本色彩学会正会員
一社)マンダラ・ユニヴァース
クリエーター協会
プラクティショナー

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