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2017/08
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今週は塗料まぜまぜ隊・・・。

こんばんは、村山紫音(しおん)です。

今週のサラリーマン、キツかったです!!
調色ノルマがあり、何とか終わりました^^

※塗料を混ぜて色を作ることを
「調色(ちょうしょく)」と言います。

調色で難しいところは、各色の強さが違うこと。

例えば、絵の具やインクでオレンジ色を作る場合、
赤と黄色を同じだけ混ぜれば、
だいたい中間くらいのオレンジ色が出来ますよね。
(赤みでもなく、黄みでもないオレンジ色が出来る)

でも・・・。

塗料は違うんです!!

赤と黄色を同じだけ混ぜると、たいてい「赤」になります。
赤の原色(げんしょく)が強すぎるんです・・・。
黄色、よわっ!!
黄色は、赤に負けちゃうんですよねー。

そういえば、
色彩用語で「原色」はCMYとRGBしかないですよね。

原色とは、あらゆる色の元となる色。

インクで印刷する紙媒体の場合は、
C:シアン(緑みの青)
M:マゼンタ(赤紫)
Y:イエロー
この3色を混ぜて、色を印刷しています。

※3色を混ぜても、上手く黒が出ないので、
K:黒(炭)を入れて、CMYKと呼ぶこともあります。

テレビやパソコン画面の場合は、
R:レッド
G:グリーン
B:ブルー
この3色で、色を再現しています。

でも、塗料の場合は、原色がいっぱいあるのです。
赤、さび色、黄色、青、紫、赤紫、白、黒などなど・・・。

塗料が簡単に色あせたり、はがれたりしたら困るじゃないですか。

耐光性や摩擦性などの関係から塗、
二酸化チタン(白)とか酸化鉄(赤)とかの顔料を使って
塗料は作られています。
顔料は、インクに多く使われる染料より、強いのです。

塗料業界では、
単色の顔料(例えば、二酸化チタンのみ)を使って、
作られた原色塗料を「原色」と呼ぶそうです。

入社当時は、
「さび色の原色を5%入れてー」とか言われると、
「何言ってんじゃい!原色にはさび色なんぞ無いぞ」と思ってましたが、
まぜまぜ隊をやるにつれ、ふむふむになってきました。

これだから、塗料まぜまぜ隊には職人さんが必要なんですよね。
職人の技ってすばらしい!!

塗料の原色の強さ、早く均一にならないかなー。
そしたら、色の理論だけで調色が上手くなるんだけどなー。

塗料の難しさを改めて痛感した1週間でした。
また来週からのまぜまぜ隊も頑張りまーす^^


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塗料の話
こんばんは、村山紫音です。

今日は、塗料の隠ぺい性のお話です。

え?
塗料って・・・と思われました?

はい。
「カラープランナー村山紫音」は週末起業で、
平日は塗料メーカーでカラーデザイナーをやっております。

自分で塗料を混ぜたりもするんですよー。
ものすごく下手なんですけどね・・・。

この業界は、ちょっと特殊で、なかなか専門的なのですが、
社内には「職人」さんがいっぱいなので、とても勉強になります。
(職人さん、あまり愛想が良くないので、ちょっと怖いときもあります・・・)

塗料は、建物の外観や、自動車、携帯電話などに使われています。
大きなものでは、橋とは船などにも使われていますよ。

隠ぺい性とは、下にある生地や色を覆い隠す性質のこと。
「隠ぺい性が高い」というのは、下の色をよく隠すということで、
反対に「低い」というのは、下の色を隠すことが出来ず、
下の色が透けて見えてしまうということです。

特に「光輝剤(こうきざい)」と呼ばれるもの、
パール、ガラス、アルミは、よく隠ぺい性が問題になります。

皆さん、携帯電話持ってます?
そこに塗ってある塗料をよく見てください。
中にちかちかした細かい粉みたいなのが見えませんか?
それが光輝剤ってやつです。
(塗装されていないもの、光輝剤の使われていないものもあります)

光輝剤には、粒子の大きなものや細かいもの、
赤や青の色付き、偏光するもの(見る角度で色が変わる)などがあります。

ということで、実際に調べてみました。
プラスチックの板2種類(白と黒)に同じ塗料(光輝剤入)を塗り、
マンセルの明度軸(色を数字で表す基準の一つ)で目視確認(目で確認)。

白と黒は明度(色の明るさ)が違うので、
隠ぺい性の関係で明度差が出るはず・・・。

結果:
明度に差が出ました!!
白板と黒板で、差が大きいものは、明度差3程度でした。
(ライトグレーがミドルグレーになるくらいの差)

明度差の最も少ないものは、細かい粒子のアルミを使ったもの。
白板でも黒板でも、ほとんど差はありません。

逆に最も明度差の大きいものは、粗い粒子のアルミ。
これが明度差3くらいです。

板の色が違うだけで、こんなに差が出るとは・・・。

塗料の面白いところは、こういった隠ぺい性をうまく利用して、
透明感とか奥行き感の表現が出来たりするところかもしれないですね。

例えば、自動車の色(外装色)は、何度も塗料を重ね塗りして、
5層とか8層とかで色を作っています。
それぞれの層の塗料を調整して、さらに組み合せを考えると、
何十通りもの表現ができます。
すごいですよね。

ポスターやチラシなどの色、洋服やメイクの色、塗料の色。
それぞれ特徴があって、とても面白いですよね。

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プロフィール

shioon

Author:shioon
村山紫音(むらやま しおん)
カラー&コミュニケーション
アドバイザー

AFT1級色彩コーディネーター
東商1級カラーコーディネーター
(商品色彩)
日本色彩学会正会員
一社)マンダラ・ユニヴァース
クリエーター協会
プラクティショナー

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