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2017/05
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「色彩嗜好ときょうだい構成」
今日は色彩学会誌からの抜粋。
「子どもの色彩嗜好ときょうだい構成」について。

色彩嗜好ときょうだい構成20150114

ちびっこの嗜好色には、
母親の影響が大きいと言われてます。

色を選ぶ時って、普通好きな色を選びますよね。

母親といえども同様で、
母親が好きな色を選ぶことにより、
ちびっこの身近にその色が多くなり、
頻繁に見るようになるためです。

母親が好きな色を子どもに着せたりもしますよね。

こういった色彩環境は、
その子独特の色彩嗜好となっていきます。

なので、嗜好色の理由は突き止めるのが難しかったりもします。

今回の学会の研究は、
「児童の色彩嗜好、きょうだいから受ける影響」について調べた研究発表です。

大人になってからも思うのですが、
上に兄弟がいるかどうかって、ちょっと違いがあると思うんですよね〜。

好きな色の研究結果としては。

1、男児
兄がいる男児:明るい黄(b8)、明るいグレー(Gy-7.5)
姉がいる男児:うすい緑(p12)、明るい黄(b8)、明るい赤紫(b24)
弟がいる男児:鮮やかな緑みの青(v16)
妹がいる男児:明るい緑みの青(b16)
複数:明るい緑みの青(b16)
一人っ子:明るい緑みの青(b16)

2、女児
兄がいる女児:うすい緑みの青(p16)、明るい黄(b8)
姉がいる女児:うすい緑(p12)
弟がいる女児:鮮やかな黄(v8)
妹がいる女児:うすい緑(p12)
複数:明るい緑みの青(b16)、明るい赤紫(b24)
一人っ子:明るい緑みの青(b16)、明るい赤紫(b24)、鮮やかな赤みのだいだい(v4)

対象は「効果後児童健全育成施設」登録児童なので、
小学生かな。
サンプル数は302。

さほど明らかな差は出てないですかね。

嗜好色の理由の方が分かりやすいかな。

「上にきょうだいがいる男児は、かっこいい、きれい、
女児はかわいい、きれい」

「下にきょうだいがいる男児、女児は、
海の色等イメージを理由とする児童が多かった」

上にきょうだいがいると、
ちょっと大人びたことに憧れたりするので、
「かっこいい」イメージ色が好きになるのも分かる気がします。

ランドセルの色の方が端的かな。

1、男児
弟がいる男児:鮮やかな青みの緑(v16)
その他:黒(Bk)

2、女児
兄がいる女児:明るい緑みの青(b16)、明るい赤紫(b24)
姉がいる女児:うすい緑みの青(p16)、明るい黄(b8)
弟がいる女児:明るい赤紫(b24)
妹がいる女児:暗い赤みのだいだい(dk4)
複数:明るい赤紫(b24)
一人っ子:明るい緑みの青(b16)

弟がいる男児のみ有彩色で、後は黒。

青系のランドセルを背負ってる男の子を見かけたら、
弟のいるお兄ちゃんかもしれません。

男児と比べると。女児の方がカラフル。
青系かピンク系(赤紫)に二分されてますね。

妹がいる女児だけ「暗い」色調を好むっていうのは、
不思議な感じ。

妹のいるお姉ちゃんって、ちょっと複雑な心理なのかな。

ともあれ面白い研究ですよね。

学会誌はかなり難しい研究テーマが多いのですが、
また面白いテーマをご紹介していきますねー。

ではでは。
次回もお楽しみにー^^

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緑効果
毎日ワールドカップの話題が出ますね。

スポーツの話題が出る度に、ちょっと考える。
色と身体への影響について。

ユニフォームの色とか試合会場の色って、
結構大切なんじゃないかな、と。

赤は血流促進、白は筋肉の緊張など、
色が脳に及ぼす影響は色々研究されてますよね。

色彩学会の学会誌で、
色と走運動時の脈拍についての研究がありました。

色彩学会走運動20140618

被験者にカラー照明を当て、脈拍を計測した研究。
使用した照明は、蛍光灯、青、緑、赤。

結論から言うと、
緑が一番脈拍が低いとのこと。

緑は脳下垂体に影響を与え、
ストレスの解消作用があります。

心理的に安心感を与える効果が期待できます。

ということは、
競技用トラックとかコートとかは、
緑が一番身体への負荷が少ないんですかね。

そんな単純でもないか・・・。
簡単には言えませんよね・・・。

他の研究では、
「緑の植物がある場合に、緊張の度合いは減少し、
逆に緑の植物がなことによって緊張の度合いが高くなる」ことが
分かっているそうです。

ふむふむ。

会場やユニフォームが緑じゃない場合は、
他の緑効果が期待できるかもしれません。

木や植物を見る、
タオルやバックなどの小物は緑にする、など。

絶対じゃないけど、ご参考までに。

ではでは。
次回もお楽しみに^^


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「紫はなぜ高貴なのか」
以前は、ちょっとマイナスイメージの多かった紫色。

「紫色が好き」というと、
昔は「精神病を患ってる」と思われたそうです。

今は、
感性が鋭いとか、
美しい者好きとか、
だいぶプラスに言われることが多いですかね。

紫色は、赤と青を混ぜて作る、
いわゆる間色。

単色じゃないので、微妙なニュアンスを与えます。

「紫はなぜ高貴なのか」

今日は、
日本色彩学会の学会誌よりのご紹介。

紫といえば、
冠位十二階で最も位の高い人が許された色。
この理由を調査されているようです。
(学会誌より抜粋)

1、中国
「春秋戦国時代に貴族間で紫が流行(韓非子)」
「延維との神が紫の衣をまとっている(山海経)」
「建木との木の幹が紫である(山海経)」
「紫禁城の基になった紫宮(准南子)」

まとめると、
「紫が貴族の衣服に使用され、
それが神の神秘性を表す色として使われて」いた。

2、韓国
三国遺事を調査すると、
「紫が高貴なことに関係する傾向は(中国と)変わりがない」

うーん。
歴史は、ちょっと苦手。

簡単に言うと、
紫という色が、貴族や神と結びついて連想され、
そういった過去からの経緯が、高級感と結びついた、ということかな。

紫が貴族、皇帝に関連があるのは知ってましたが、
「神」とも関連があったのは初耳。

なるほど〜。

最近は、紫色も嫌われることなく、
他の色と同じように使ってますよね。
(日本では)

海外では、
まだまだ色のタブーが存在しますので、
出かける際は、ちょっと注意が必要ですよ。

たまには真面目な投稿です^^

ではでは。
次回もお楽しみに^^

色彩学会紫20140603


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全国大会の内容
こんにちは、村山紫音です。

先日の色彩学会の全国大会デビューから数日、
自分のブログを見て、感想しか書いてないことを反省。

今日は、内容を簡単に紹介しますね。
(私の理解できる範囲となりますが・・・)

開催日時:2009年5月16(日)、17日(日)
場所:慶應義塾大学日吉キャンパス
主催:日本色彩学会

大会趣旨:「色彩学の楽しさを体感し、その普及を目指した活動を展開」とあります。
やはり学問的な内容なので、ちょっと難しいと感じたのも納得です。

どんな内容なのかを簡単に紹介しますと、大きく3つに分けることができると思います。
1、セミナー
・「人と色」:色彩学って何? 色彩学会ってどういうところ? など
・「物と色」:色が見える仕組み、表色(色を数字で表す)、測色(色を測る)など
・「色の技」:色調(穏やか、優しいといった色の調子、イメージ)、配色(色の組み合わせ)など
・「歌麿の色彩」:ボストン美術館に秘蔵された6,500枚の浮世絵を紹介し、喜多川歌麿の作品の色彩の魅力を辿る.

2、口頭発表
・色覚:高齢者の視覚シュミレーション、fMRI(磁気共鳴画像法)と色彩調和の関係
・色彩情報処理:カメラの画像と人間の視覚、カラー画像の補正など
・色彩心理:背景色と上に置かれた図形の関係、透過色と色の関係など
・景観:建物外装色の調査、看板の色と町並みなど
・表色系と色彩心理:カラーマネジメント、色の変化など
※スペースの関係上、初日(5/16)分のみのご紹介をさせて頂きますね。
※発表者は、大学の研究生、カラーの専門家、一般企業の方といろいろでした。

3、ポスター展示
色覚判定、測色装置、照明と画像、色彩と健康、香りと色、色のイメージなどなど

こうして見ると、色と関係のある分野は、本当に広いです。
色の世界は、専門化、細分化が進み、それぞれのプロが活躍しているんですね。

これから、すごい研究や発見がされるかもしれません。
楽しみです。

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色彩学会全国大会の初参加
こんばんは、村山紫音です。

今日は、以前ご紹介した日本色彩学会の全国大会の初日。
初参加してきました!!デビューです。
(と言っても、聞くだけ、見るだけなんですけどね)

場所は慶応義塾大学の日吉キャンパス。
今日は土曜日なのに、学生さんもいっぱい。

やっぱ若いなー、学食って懐かしい、などと関係ないことを感じながら会場入り。

うん!!
面白かったです。
勉強になりました。

遊色会大川さんの発表も良かったです。
内容も良かったですし、堂々とした話し振り。
うーん、すばらしい!!

あと、学会って、すごいなーと思いました。
何がすごいかと言うと・・・。

1、私には理解できないくらい、非常に専門的な研究をされている方が多い。
 (何とか分析とかがいっぱい出てきた。うーん、勉強不足・・・)
2、大御所さんがいっぱいいらっしゃる。
 (あ、あの人名前聞いたことあるとか)
3、思ったより知人に会えた。
 (割と狭いカラービジネスの世界)

いろいろな発表を拝見させて頂きましたが、
一番面白いと感じたのは、「歌麿の色彩」というセミナー。

NHKの近藤史人さんが講師をされたのですが、
ボストン美術館で保管されていた浮世絵をプロジェクターで映しながらの解説。

結構残ってるんですよ、色が。
赤とか紫とか。
感動ですね。

歌麿はもちろん、写楽とか国政の話も出てきて、
「へー」とか「ほー」とか、「なるほどー」とか。
かなりリアクション大きくなってしまいましたね。

年1回開催される全国大会。
予定があえば、また来年も出かけようと思ってます。

ちなみに本日は遊色会の定例会の日。
夜は、遊色会メンバーと懇親会でした。
危うく終電に乗り損ねるところでしたが、こちらも楽しかったです。


プロフィール

shioon

Author:shioon
村山紫音(むらやま しおん)
カラー&コミュニケーション
アドバイザー

AFT1級色彩コーディネーター
東商1級カラーコーディネーター
(商品色彩)
日本色彩学会正会員
一社)マンダラ・ユニヴァース
クリエーター協会
プラクティショナー

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